「SBIグループだから、資産は絶対に消えない」——その一言で口座を開くのは、まだ早い。
仮想通貨に興味はある。でも頭の片隅に、2018年のコインチェック事件がある。約580億円相当が流出し、「取引所に置いたお金は消える」という記憶が、まだ残っているはずです。
そこに「金融大手のSBIが運営」と聞けば、安心したくなる。実際、SBI VCトレードは国内で最も堅い部類の取引所です。ただし堅いことと、手数料ゼロで無敵なことは別です。販売所のスプレッド、板取引のテイカー手数料、レバレッジのファンディングレート。無料の看板の裏に、数字があります。
そして今、見逃せない事実がもう一つあります。BITPOINTの新規口座はすでに終了し、既存口座は12月末目途でこのVCTRADEへ移管される。「これから始める人」と「BITPOINTから流れてくる人」の両方にとって、いま一番確認すべき国内取引所です。
- 新規に開くなら、いまはVCTRADE側。BITPOINTは受付終了済み
- 「手数料無料」は販売所と入出金の話。板取引はメイカー-0.01%/テイカー0.05%
- レバレッジは個人最大2倍。海外のような高倍率ではない
- 大規模な顧客資産流出は公表されていない。それでも取引所保管と貸コインは別リスク
| 知りたいこと | いまの答え |
|---|---|
| 安全性はやばい? | 国内では堅い部類。円は信託保全、暗号資産は原則コールド。絶対安全ではない |
| 手数料は本当に無料? | 入出金・販売所・ロスカットは無料。板はメイカー報酬/テイカー有料。販売所はスプレッドあり |
| 取扱は何種類? | 公式は全35銘柄。うちUSDC・RLUSD・JPYSCは電子決済手段 |
| BITPOINTユーザーは? | 12月末目途でVCTRADEへ移管。9月末〜10月頃に事前申込開始予定 |
| 向いている人 | 安全性と円の出し入れを優先する人。高レバの短期売買が主目的なら不向き |
この記事では、公式サイト・手数料表・移管特設サイトを照合したうえで、SBI VCトレードの安全性、メリット、デメリット、他社との差を整理します。
SBI VCトレードとは?

SBI VCトレードは、SBI VCトレード株式会社が運営する暗号資産・電子決済手段の取引所です。2017年5月26日設立。SBIホールディングス傘下で、暗号資産交換業(関東財務局長 第00011号)、第一種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第3247号)、電子決済手段等取引業(関東財務局長 第00001号)に登録しています。
2026年4月1日には株式会社ビットポイントジャパンを吸収合併しています。いま公式サイトが「VCTRADEサービス」と「BITPOINTサービス」を分けて案内しているのは、合併後も当面ブランドが並走していたためです。新規口座の受け皿はVCTRADE側です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | SBI VCトレード株式会社(SBIグループ) |
| 設立 | 2017年5月26日 |
| 取引 | 現物(販売所・取引所)、レバレッジ(販売所、個人最大2倍)、積立、貸コイン、ステーキング |
| 取扱 | 公式「全35銘柄」(暗号資産+電子決済手段) |
| 最小数量(BTC) | 0.00000001 BTC(販売所・取引所・レバレッジ) |
| 口座開設 | スマホで本人確認。最短当日から取引開始と公式が案内 |
| 公式 | sbivc.co.jp |
取扱銘柄は「23種類」ではない
古い記事は2024年9月時点の23種類と書いています。公式トップはいま「全35銘柄」です。価格一覧に並ぶのは次のとおりです。
- 主要:BTC / ETH / XRP / SOL / ADA / BCH / LTC / DOGE / LINK / DOT
- レイヤー・決済系:TRX / XLM / TON / POL / AVAX / ATOM / FLR / SUI / HBAR / NEAR / APT / ALGO / XDC / ETC / CHZ / BERA / OAS / CANTON
- 国内色:ZPG(ジパングコイン) / NIDT / SHIB
- 電子決済手段:USDC / RLUSD / JPYSC
- ステーブルコイン系の暗号資産:DAI(価格一覧に掲載。廃止発表銘柄と重なる場合は公式の取扱状況を都度確認)
テゾス(XTZ)のステーキングは2026年6月30日で終了しています。銘柄は増える一方ではなく、削られる側もあります。買う前に公式の価格一覧を見てください。
電子決済手段の3銘柄は、ただのアルトコインではありません。USDCとRLUSDはドルに連動するステーブルコイン、JPYSCは円に連動する電子決済手段です。暗号資産交換業とは別に、電子決済手段等取引業(関東財務局長 第00001号)として扱っています。価格変動で一喜一憂したくない資金の置き場として使う人もいますが、発行体・為替・規制の話はビットコインとは別です。公式の電子決済手段の説明書を読んでからにしてください。
BITPOINTから移る人向けの注意もあります。BITPOINTにあってVCTRADEにない銘柄は、取扱い方針を検討中で、8月下旬を目途に案内すると特設サイトが書いています。移管直前に「VCTRADEに無いコインだけ持っている」状態だと、出金か売却を急がされる可能性があります。持っている銘柄が向こうに並ぶかを、移管前に突き合わせてください。
【衝撃】BITPOINTが流れ込む。いまVCTRADEを見る理由
SBI VCトレードの話を、単なる「大手の取引所紹介」で終わらせると古いです。公式は2026年6月30日に、VCTRADEとBITPOINTのサービス統合を発表しています。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年4月1日 | ビットポイントジャパンを吸収合併 |
| 2026年7月31日 14:00 | BITPOINTの新規口座受付終了(終了済み) |
| 2026年9月末〜10月頃 | BITPOINT利用者の事前移管申込開始予定 |
| 2026年12月末頃 | 未申込分を会社側でVCTRADEへ移管予定 |
これから口座を開く人にBITPOINTという選択肢はありません。既存のBITPOINTユーザーは、移管特設サイトのスケジュールを追う必要があります。詳細はビットポイントの安全性・危険性の解説でも整理しています。
移管後に変わる点は大きいです。BITPOINTでは円出金が月2回目以降330円、VCTRADEは円の入出金が無料。BITPOINTにないレバレッジ(個人最大2倍)が使えます。逆に、BITPOINTの「つみたて設定」はVCTRADEへ引き継がれません。ステーキング報酬の日本円受取も、VCTRADEでは不可です。公式は9月中旬にJPYSC(日本円そのものではない)での受取を予定すると案内しています。
移管ニュースが出ると、偽の「手続きメール」が増えます。ログインは自分で保存した公式URLだけにしてください。
SBI VCトレードの安全性は?やばいのか

結論から言います。「やばい怪しい取引所」ではない。だが「置いておけば一生安全」でもない。
コインチェック事件のような大規模流出が、SBI VCトレードで公表されているわけではありません。公式はコールドウォレット、マルチシグ、分別管理、二要素認証を説明しています。それでも約款には、会社が倒産した場合に預託資産を返せない可能性があると書かれています。金融グループの名前は、保険証券ではありません。
公式が説明している守り方
- 日本円は信託保全。顧客の円はSBIクリアリング信託を受託者とした信託口座で、会社の資産と分ける
- 暗号資産は原則コールドウォレット。即時出庫に必要な分以外は、外部ネットから切り離して保管
- ホットウォレットは上限がある。取引説明書では、出庫対応のため預かり総量の5%を上限にホット側へ置くと説明
- マルチシグ。一つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当て、少数の権限者だけでは動かせない運用
- 二要素認証。Google Authenticator。パスワードは英大小文字・数字・記号のうち3種類以上、8文字以上
- 本人名義の銀行口座のみ。なりすまし出金を防ぐ基本線
「設立以来ハッキングゼロ」と繰り返す記事は多いですが、これは会社が毎年プレスで保証している数字ではありません。確認できるのは、大規模な顧客資産流出が公表されていないことと、上記の管理方針です。過大な安心材料にしない方がいいです。
それでも残るリスク
- ホットウォレットはゼロにできない。出金を即時に近づける限り、オンライン資産は残る。2019年のBITPOINT流出もホット側でした。いま同じ会社の別サービスへ資産が集約されます。
- 貸コインは分別管理の対象外。消費貸借です。会社が破綻すると返還されないリスクが説明書に明記されています。中途解約も原則不可。
- レバレッジは元本以上に損をし得る。個人最大2倍でも、証拠金を上回る損失の可能性を公式が注意喚起しています。
- 週次メンテナンスで板が止まる。毎週水曜12:00〜13:00は取引不可。未約定注文は失効。臨時延長もある。
- サポートは24時間有人ではない。有人チャット・電話対応は平日10:00〜17:00。フォームは24時間受付でも返信は営業時間内。
自分でやるべき最低限
- 二要素認証を必ずONにする
- パスワードを他サービスと使い回さない
- 売買に使わない分はハードウェアウォレットへ移す
- 貸コインは余裕資金だけ。利率だけで全額を貸さない
- 移管・キャンペーンをかたるメールのリンクは踏まない
国内と海外の置き場を分ける考え方は、国内取引所と海外取引所の違いも参考になります。全部を一カ所に置くのが一番危ないです。
手数料は本当に無料?数字で見る

公式の手数料一覧を要約すると、こうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座開設・維持 | 無料 |
| 日本円の入金・出金 | 無料 |
| 暗号資産・電子決済手段の入出庫 | 無料(送付元のガス代等は自己負担) |
| 販売所の現物 | 取引手数料無料。スプレッドあり |
| 取引所(板) | メイカー -0.01%(還元)/テイカー 0.05%。指値約定はすべてメイカー扱い |
| レバレッジ | 取引手数料・ロスカット手数料は無料。建玉のロールでファンディングレート発生 |
| 積立 | 利用手数料無料 |
「無料」で負けやすい人
- 販売所だけで何度も売買する人(スプレッドが積み上がる)
- 板で成行ばかり使う人(テイカー0.05%)
- レバレッジを翌日以降も持ち越す人(ファンディングレート)
コストを抑えたいなら、買うときは板の指値、円の出し入れはVCTRADEの無料出金を使う。販売所は「今すぐ少額で買いたい」用途に限る、が実務的です。BITPOINTから移る人にとっては、円出金が毎回無料になるのは実利です。
100万円を往復させたときのイメージ
価格そのものは毎日変わります。ここでは「手数料の種類」だけを切り出します。ビットコインを100万円分買って、同じ円換算で売った場合です。
| 経路 | 表に出る手数料 | 見えないコスト |
|---|---|---|
| 販売所で往復 | 0円 | 買値と売値の差(スプレッド)。銘柄と時間帯で大きく開く |
| 板で成行(テイカー)往復 | 片道0.05%、往復約1,000円 | 板が薄いと滑る。水曜メンテ前は注文が消える |
| 板で指値(メイカー)往復 | 片道-0.01%、往復で約200円相当が還元 | すぐには埋まらない。待つコスト |
「無料の販売所」が、回数を重ねると一番高くつくことがあります。開設直後に少額だけ売り買いして、自分の画面で売値と買値の差を一度見てください。記事の一般論より、その差の方が真実です。
レバレッジはさらに別です。取引手数料は0円でも、ポジションを翌朝へ持ち越すとファンディングレートが発生します。料率は毎日公表され、払う側にも受け取る側にもなり得ます。短期で閉じるつもりが週をまたぐと、スプレッドとは別の請求が積み上がります。
メリット:堅さと、寝かせて増やす機能
金融グループの運営と、少額スタート
SBIグループの看板は、初心者が最初の円を入れる心理的ハードルを下げます。BTCは0.00000001から。積立は公式LPによると500円から、日次・週次・月次を選べます。価格のタイミングを考えたくない人向けです。
古い記事は「最低取引数量が大きい」と書いていました。0.00000001 BTCは小さい部類です。この欠点は、現状の公式スペックと矛盾します。
ステーキングは申込不要。分配は75%
対象銘柄を口座に置いておくだけで、平均保有数量に応じて毎月報酬が入ります。特別な申込は不要。途中の売却・出金もできます。公式はステーキング対象銘柄数で国内No.1(2026年8月12日時点、同社調べ)と案内しています。
対象はETH、SOL、TRX、ADA、HBAR、AVAX、SUI、TON、DOT、NEAR、ATOM、FLR、APT、ALGO、XDC、OASの16銘柄です。顧客への分配はステーキング実績の75%。翌月15日までの付与が目安です。BTCやXRPは対象外です。
BITPOINT側の「報酬を日本円で受け取る」は、VCTRADEではできません。円が欲しい人は、報酬を暗号資産で受けてから売る必要があります。
貸コインは利率の裏が重い
一定期間会社に貸し、利用料を上乗せして返してもらうレンディングです。申込が必要で、数量に上下限があります。途中解約なし。分別管理の対象外。利率だけ見て全額を出す商品ではありません。
| 項目 | ステーキング | 貸コイン |
|---|---|---|
| 申込 | 不要 | 必要 |
| 途中売却 | できる | 原則できない |
| 分別管理 | 預かり資産の枠 | 対象外(消費貸借) |
| 報酬の目安 | 実績の75%を分配。年率は変動 | 募集画面の年率で固定 |
レバレッジは「ある」。ただし2倍
BITPOINTにはない現物のショート・2倍取引が、VCTRADEにはあります。暗号資産を担保にできる、と公式は説明しています。取引手数料は無料でも、持ち越しでファンディングレートが毎日発生します。海外取引所の数十倍レバとは別物です。飛ばしにくい代わりに、大きく張る道具でもありません。
デメリット:スプレッド、板の薄さ、日中しか人が出ない
販売所のスプレッド
手数料無料の代償がここに出ます。買値と売値の差が、実質のコストです。公式自身が、急変時や流動性低下時にスプレッドが拡大し、意図した取引ができない可能性があると注意しています。短期で何度も売買する人ほど、無料の実感は薄れます。
板の流動性
取引所(板)はBTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、NIDTなどが対象です。海外の巨大取引所と比べると厚みは劣ります。大口を一気に通すと滑りやすい。個人の少額なら実害は小さいことが多いですが、「国内最厚」ではありません。
板の未約定注文は、毎週水曜のメンテナンスで消えます。週をまたいで指値を置きっ放しにできません。
サポートは平日日中
有人チャットのオペレータ対応は平日10:00〜17:00。電話の架電も同じ時間帯です。問い合わせフォームは24時間受け付けますが、返信は営業時間内で、数日かかることもあります。仮想通貨は夜と休日も動きます。その時間帯に人が出ないのは、安全性の話とは別に、使い勝手の欠点です。夜に出金が止まった、ログインできない、というとき、翌営業日まで待つ覚悟が要ります。急ぎの現金化を前提にするなら、円出金の反映時間(金融機関の営業日)も合わせて見ておいてください。
「大手だから夜中でも人が出る」は期待しない方がいいです。緊急時に自分で二要素認証を切り、出金を止め、公式の障害情報を見る手順を、開設当夜のうちに一度シミュレーションしておくと、本当に止まった日に慌てません。
高レバ・銘柄数で海外と比べると物足りない
個人のレバレッジは最大2倍。ミームコインの洪水も、海外ほどではありません。攻めるトレードが主目的なら、最初から海外を見る人が多いです。国内の法規制の内側で円を出し入れしたい人向け、と割り切った方が早いです。
他社との比較。選ばれる理由は「無料」だけではない

| 項目 | SBI VCトレード | BITPOINT(移管元) |
|---|---|---|
| 新規口座 | 開設可能 | 受付終了 |
| 円出金 | 無料 | 月1回無料、以降330円 |
| 板の手数料 | メイカー-0.01%/テイカー0.05% | 無料 |
| レバレッジ | 個人最大2倍 | なし |
| ステーキングの円受取 | 不可(JPYSC受取を予定) | ETH・SOL・ADAで可 |
「全部無料のBITPOINTの方が得」は、円を何度も出す人には逆転します。レバレッジが必要なら、そもそもBITPOINTでは足りません。板を無料で叩きたい人は、移管後にテイカー0.05%が乗ることを先に計算してください。
他の国内所との位置づけは、国内仮想通貨取引所のおすすめ比較もあわせて見てください。SBI VCトレード単体の「無料」「SBIだから」だけで決める段階は、終わっています。
向いている人・向いていない人
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 円の入出金を頻繁にし、信託保全を重視する | 深夜に有人サポートが必須 |
| 積立とステーキングで長期保有する | 販売所だけでデイトレしたい |
| 国内の2倍レバでヘッジしたい | 海外並みの高レバ・銘柄数が主目的 |
| BITPOINTから移る受け皿が欲しい | つみたて設定をそのまま引き継ぎたい(引き継がれない) |
口座開設から取引開始まで
公式はかんたん3ステップ、最短当日から取引開始と案内しています。流れは次のとおりです。
- メールアドレス登録。公式サイト以外の検索広告は踏まない
- スマホで本人確認。運転免許証などの画像をアップロード
- 口座開設完了後、日本円を入金。クイック入金は手数料無料
- 二要素認証を先にON。そのあと少額で売買して板と販売所の価格差を見る
取引はメンテナンスを除き24時間365日です。毎週水曜日12:00〜13:00は週次メンテナンスで止まります。未約定の板注文はこのタイミングで失効します。臨時延長もあり、直近ではシステム安定化のため12:00〜15:00に延びた日もあります。水曜午前に指値を置きっ放しにしない方が安全です。
ZPG(ジパングコイン)は、カバー先のメンテナンス(毎日23:59〜0:06)でも取引できません。主要通貨と同じ感覚で夜間に発注すると、はまる銘柄です。
周辺サービス(必須ではない)
- SBI VISAクリプトカード。保有資産を日常の支払いに近づけるカード。審査・条件は公式を確認
- SBI Web3ウォレット。取引所の外のWeb3接続用。秘密鍵の扱いが取引所預かりとは違う
- NFT取扱い。BITPOINT側にはなく、VCTRADE側の差分として特設サイトが挙げている
最初から全部使う必要はありません。円の入出金と現物、必要なら積立。レバレッジと貸コインは、仕組みを読んでからで十分です。
よくある質問
SBI VCトレードはやばい取引所ですか?
無登録の海外業者のような「やばさ」ではありません。金融庁登録の国内所で、円の信託保全と原則コールドウォレットを公式が説明しています。やばいのは、「SBIだから全額を取引所に置き続けてよい」と思い込むことです。倒産時に返せない可能性は約款にあります。貸コインは分別管理されません。
ハッキング被害は本当にゼロですか?
大規模な顧客資産流出が公表されていない、が正確な言い方です。会社が毎年「ゼロ」と保証しているわけではありません。コールドが原則でも、出庫用のホットは残ります。
今からBITPOINTではなく、こちらで開くべきですか?
新規はVCTRADEしかありません。BITPOINT既存ユーザーは、9月末〜10月の事前移管を待つか、12月末の会社移管を待つかです。先にVCTRADEを自分で開いておくと、事前移管で既存口座へ統合される、と特設サイトは説明しています。
手数料無料は嘘ですか?
入出金と販売所の取引手数料が無料なのは公式どおりです。嘘なのは「何をしてもゼロ」という読み方です。板のテイカーと販売所スプレッドとファンディングレートを見てください。
積立の最低額はいくらですか?
公式LPでは、自分で決めた金額を500円から200万円(1円単位)、日次・週次・月次で買い付けできると説明しています。BITPOINTのつみたて設定は移管後に引き継がれません。移ってくる人は、VCTRADE側で組み直す前提です。
ステーキング報酬は税金がかかりますか?
報酬を受け取った時点で所得になる、という整理が一般的です。税率や計算は個々の状況で変わります。取引所が源泉徴収して終わる話ではありません。税務署か税理士に確認してください。
DMM Bitcoinから移った人と同じ口座ですか?
公式フッターには「DMM Bitcoinから移管のお客さまへ」「旧SBI VCトレードから移管のお客さまへ」の案内があります。受け皿として人が集約されている取引所です。ログイン画面を偽サイトと取り違えないよう、ブックマークを使ってください。
まとめ:開く前に決めることは3つ
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する国内の暗号資産取引所です。取扱は公式の全35銘柄、円の入出金は無料、販売所手数料も無料、板はメイカーが得をしてテイカーが払う。レバレッジは個人2倍。ステーキングは16銘柄・分配75%。BITPOINTの受け皿として、これから人が流れ込みます。
安全性は国内では上位です。それでも取引所は通路であり、長期の金庫ではありません。スプレッド、板の薄さ、平日日中のサポート、貸コインの分別管理対象外。ここを飲める人だけが、口座を開く意味があります。
- 用途を決める。円の出し入れと積立が主なら適所。高レバの短期が主なら他を当たる。
- 二要素認証と出金先を先に固める。そのあと少額で販売所と板の価格差を自分の目で見る。
- BITPOINTユーザーは特設サイトを監視する。偽メールは開かない。つみたて設定は引き継がれない前提で組み直す。
「大手だから」「無料だから」だけで全資産を置く段階は、終わりです。入れる金額と、出しておく金額を、開設前に分けてください。最初の入金は生活費ではなく、なくなっても説明できる額にしてください。少額で売り買いし、スプレッドと板の厚みを自分の目で確かめてから、積立やステーキングの金額を上げる。この順番を守れる人だけが、SBIの看板を安全に使えます。
公式の手数料表と移管特設サイトは、記事より先に更新されます。数字が食い違ったら、公式を正としてください。
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